メンタル面が強くなければ務めらないと言う看護師の友人は、事あるごとに起こっています。仕事中に発生した嫌なことについて言及していることが多いのですが、決して個人名を打ち明けて非難することはありません。あくまでも仕事の忙しさや思い通りにいかない場面に出くわしたときに抱えた鬱憤を独り言に乗せているような感じなので、聞いていてもそれほど不快な気分にはなりません。しかしながら、長い間同じような怒りをぶつけられると辟易するのは確かです。看護師の友人が怒っているときには、必ずといっていいほど特徴的な出来事があります。それは、翌日になると穏やかな表情になっている点です。切り替えが早すぎると思いながらも、これこそが看護師に求められているタフな心なのだと感じました。いつまでも怒りを引きずっていては仕事に集中できませんから、実に良い傾向だと思うのです。どうして気持ちの切り替えが早いのかを看護師の友人に聞いてみると、意外な答えが返ってきました。看護師として働き始めてから、無意識のうちに怒りを早く鎮められるようになったと言うのです。過ぎ去ったことは可能な限り忘れてしまうという能力は、看護師にとって必要不可欠なのだと思い知らされました。